地域のブランド力を底上げする(実績例)

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DATE
2025.03.13

前回の記事ではサービス業にとどまらず、地域そのものを積極的にブランド化することが今後の主流になると紹介しました。
今回は、弊社が関わった地域ブランディングの取り組みを3つご紹介します。

【例1】茜さすブランド(佐賀県肥前浜宿市、宮崎県飫肥市)

コンセプト:地域の色を纏う洗練された「別荘」に泊まる。
狙い:上質な宿泊体験を通じて、地域全体への集客と周辺経済の活性化

ポイント
①歴史的で美しいまち並みにふさわしいデザイン
②伝統的な建物の保存と現代的なデザインを融合
③地元の工芸品や特産品を提供し、地域の魅力を引き出す

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【例2】訪日外国人向け観光ガイドブック(徳島県)

コンセプト:地域の隠れた魅力をアピールし、海外向けに発信する多言語観光ガイドブック
狙い:多言語パンフレットを制作し、日本のディープな魅力ある場所として海外からの認知・集客

ポイント
①日本らしさの残るローカルエリアの魅力を発信
②現地リサーチを基にしたリアルな情報を提供
③海外向けに写真を多用し、ビビットなデザインで印象強く構成

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【例3】THOUSAND GARDEN TARUMIZU(鹿児島県垂水市)

コンセプト:まちと繋がり まちで育む
狙い:海沿いの立地を活かしたグランピング施設と付帯施設で、ランドマーク化と垂水市自体の知名度向上

ポイント
①美しい夕日を望むロケーションを施設の魅力に
②地元住民も利用できるカフェやエンターテイメント施設を展開予定
③地元の飲食店や企業との連携で、地域経済の活性化を促進

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このように地方独自の魅力を伝えることによって、日本全体の観光地のバリエーションが広がり
国内外から観光客を引き寄せることができます。
そして直接的な利益を得ることにより下記の施策を実施できれば、強固な地域経済の土台を築くことも不可能ではありません。

●交通網の改善→ 人の行き来が盛んになり様々な企業が進出しやすくなる
●大々的なプロモーション→ 地域本来の魅力を最大限に発揮できるようになる
●継続的な投資→ 持続可能な観光地としてのブランド力を強化

地域ブランディングの成功は短期の利益のみならず、長期的に見ても地域間の格差是正等において非常に重要な役割を果たします。
最終的には全国の観光地が相互に補完し合い、豊かな地域社会の実現に向けた重要な鍵となることでしょう。
少しでも地域の魅力を伝えたいと感じているご担当者様は、弊社までお気軽にご相談ください。
プライムブランディングデザインは、その一歩を踏み出すお手伝いをいたします。